成分　　　　　　レバミピド

内容量　　　　　10錠×10シート

製造元　　　　　大塚製薬

出荷国　　　　　タイ

ムコスタ錠は、主に、胃酸が原因となって生じる、胃炎や胃潰瘍の症状改善やその予防に効果を発揮する医薬品です。胃酸が胃粘膜を傷つけることを予防します。また、胃の粘膜を丈夫にします。そして、胃酸に対する抵抗力を高め、胃炎や胃潰瘍の治りをよくします。

ムコスタ錠は通常、胃炎や胃潰瘍の治療、慢性・急性胃炎、また、びらんや発赤、出血、浮腫等が現れる急性増悪期の胃粘膜病変の治療に処方されています。
ムコスタ錠は、大塚製薬が製造発売する薬の商号で、一般名は「レバミピド」と言います。
ムコスタ錠には、消化管の粘膜防御システムの司令塔的存在ある、プロスタグランジンと呼ばれるを物質を増加させる働きがあり、胃粘膜が傷つくことを防止する効果が期待できます。
胃の粘膜が何らかの原因で弱くなると、強力な酸性である胃酸の刺激により、胃の粘膜が傷つけられ、胃炎や胃潰瘍を発症することがあります。
本剤の成分である「レバミピド」には、胃粘膜の血液の流れを良くする効能があり、この機能が、胃酸の胃壁浸食に対する予防効果を持ち、また、傷ついた胃の修復効果も発揮します。
これにより、胃の粘膜が強化され、胃酸の胃粘膜浸食に対する抵抗力を高め、胃炎や胃潰瘍といった胃酸を原因とする症状を改善・治癒して行きます。
また、鎮痛剤等で胃の調子が悪くなることがありますが、本剤は、このような鎮痛剤の服用による、いわゆる「胃の荒れ」予防にも効果を発揮します。

用法
■胃潰瘍
通常、成人は1回レバミピドとして100mg(ムコスタ錠 1錠)を1日3回、朝、夕及び就寝前に服用します。 ■急性胃炎・慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変の改善
通常、成人は1回レバミピドとして100mg(ムコスタ錠 1錠)を1日3回服用します。
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。

副作用
本剤は、大きく分類すると、胃酸に対する「防御因子増強薬」の範疇に属し、かなり副作用のリスクが低い医薬品と言えます。
ただ、かゆみや発疹、過敏症(薬疹様湿疹等)、蕁麻疹等の副作用が報告されています。

注意事項
持病を持っている方や他に服用している薬のある方は、大衆薬を含めて医師にその旨を報告してください。
指示された用法・用量は厳守し、乳幼児や小児の手の届かない所で管理してください。
直射日光が当たらない、、高温・多湿にならない場所で保管してください。
◆本剤は国内では医師の処方を必要とする【要指示薬】です。本剤の説明文は英文の能書を翻訳したものであり、使用方法等が日本の医療従事者の見解 と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、他者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
◆弊社ではどのような責任も受けかねますのでご了承ください。