成分 塩酸アンタゾリン
塩酸テトラドロゾリン
塩化ベンザルコニウム液
製造国 http://www.novartis.co.jp/
製造元 ノバルティスファーマ
出荷国 タイ
スパゾルはイトラコナゾールを成分とする爪白癬 (つめはくせん)の治療薬です。爪白癬 (つめはくせん)とは白癬菌と呼ばれる真菌によって生じる皮膚感染症の事で、足に発症するものを足白癬(あしはくせん・水虫)と呼び、身体に発症すると体部白癬(たいぶはくせん・ゼニたむし)、股間の発症は股部白癬(こぶはくせん・いんきんたむし)、頭部は頭部白癬(とうぶはくせん・しらくも)と呼びます。爪白癬は、足や手の爪の中で白癬菌が繁殖していきます。爪白癬に罹ると、爪の変色や変形、爪周りの炎症、爪の欠損、さらに爪に筋が現れたりします。痒みや痛みはあまり感じられませんが長く放置していると歩きづらくなったり痛みが生じてきます。
爪白癬 (つめはくせん)の発症は最初から爪にできることは少なく、爪に近い指先が水虫となり、そこから爪の間へと感染していき、ゆっくりと進行していきます。本剤での爪水虫の治療はパルス療法(薬を服用する期間と服用しない期間を周期的に繰り返す治療法)となりますので、気長に治療していくことが必要です。
飲み合わせや食べ合わせに注意が必要な事項が多数ありますので、服用の際は専門医の指導のもとにご使用ください。
用法
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。
副作用
スパゾルを服用することにより、稀ではありますが肝臓の機能に影響が出る場合があります。長期服用時は予防のために肝機能のチェックを受けるようにしてください。
注意事項
妊娠中は使用禁止です。
下記薬剤との併用は禁止です。
シンバスタチン(リポバスなど)、エルゴタミン(カフェルゴット)、トリアゾラム(ハルシオン)、ピモジド(オーラップ)、キニジン、テルフェナジン、アゼルニジピン、ジヒドロエルゴタミン、シサプリド。
◆スパゾルは、日本国内においては医師の処方を必要とする【要指示薬】です。
◆本剤の説明文は英文記載の能書を翻訳したものである為、使用方法等が日本における医療従事者の見解と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、第三者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
◆弊社ではどのような責任も受けかねますのでご了承ください。