成分　　　　　　エチニルエストラジオール0.03mg
　　　　　　　　レボノルゲストレル0.15mg

内容量　　　　　28錠

製造元　　　　　バイエル薬品

出荷国　　　　　タイ

マイクロギノンED に含まれるレボノルゲストレルは第二世代の黄体ホルモンと呼ばれており、効果が高く1960年代より安定的に使用されております。
一相性ピルは、1周期(21日間)服用する錠剤のホルモン含有量が一定ですので、服用法は非常に簡単で、飲み違えるなどのわずらわしさがありません。
本剤は、卵胞ホルモン・エチニルエストラジオールと黄体ホルモンレボノルゲストレルが配合された混合タイプのピルです。
レボノルゲストレルは、第二世代の黄体ホルモンとも呼ばれており、低用量のエストロゲンでもしっかりと避妊効果を持たせることが可能であり、世界的にも安全なピルとして長期間選択されて来た実績を持ちます。
主に排卵を抑制し、万一排卵したとしても子宮頚管の粘着力を上げることで精子の侵入を阻み、また子宮内膜を一定に保つことで万一受精卵が侵入しても着床を防ぐという3ステップで避妊を確実にします。
ただし、お薬の飲み忘れで避妊効果は大幅に薄れます。毎日必ず同じ時刻に内服するようご注意ください。
内服開始から体内のホルモン量が変わり、妊娠時と同レベルにまで達します。その為妊娠初期の様な不愉快症状が副作用として発生する場合がありますが、これは副作用としても特殊なものでありホルモン状態にお身体が馴れた頃に消滅します。


用法
生理開始の第1日目より服用をはじめ、毎日なるべく一定の時刻に21日間服用を続けます。
そして7日間の服用休止期間を経た後、次のピル服用に移ります。
(28錠タイプの場合は、21日間服用終了後も飲み忘れ防止用の7錠:偽薬も続けて服用し次のシートに移ります。
すなわち、1日も欠かさず服用を続けます。)
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。

副作用
不正出血、点状出血、嘔気、むかつき、食欲の低下、乳房の張り、頭痛などの妊娠中のマイナートラブルに似た症状が起きる場合があります。
お薬を3ヶ月ほどお続けになりお身体が馴れると次第に消失しますのでご安心ください。

注意事項
・本剤は、血液を固まりやすくする性質を持ちます。その為血栓症を招く恐れがあり定期的な婦人科検診と血液検査をお勧めします。
・特に40歳以上の方及び喫煙の習慣を持つ方は血液凝固の危険性が高くなるので、内服開始前に必ず医師にお知らせください。
・内服開始後に副作用に記載された以外の異変(足の痛み・浮腫み、激しい頭痛、息切れ、視力低下)を感じたら、ただちに医師の診断を受けて下さい。
・飲み合わせに注意が必要なお薬があります。現在他のお薬を内服中の方は医師または薬剤師にご相談ください。

◆マイクロギノンは国内では医師の処方を必要とする【要指示薬】です。本剤の説明文は英文の能書を翻訳したものであり、使用方法等が日本の医療従事者の見解と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、他者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
◆弊社ではどのような責任も受けかねますのでご了承ください。